大類 信 CERAMIC WORKS
2017年2月3日 - 2月14日
釉薬や焼成の偶然性や新たな試みと模索、土の肌触りや温もり、そして完璧なものよりもちょっと不完全に変形したフォルム、、、音楽やアート、そしてグラフィックの記憶がつまった指先から生まれてくるセラミックは、すべて1点しか存在せず、自身のデザインやドローイングの延長にあると大類信はいう。
フリーランスのデザイナーとして、フランスの「purple」、日本では「rockin’on」等のアートディレクターのかたわら、Fiction inc. Tokyoを主宰し写真集、雑誌 "SALE 2" "THE international"の発行、アートブックや映画の配給、ギャラリー&クラブ "THE deep"の運営を経て、2006年からパリに在住。
2007年に友人に誘われて見学に行ったセラミックのアトリエで、ふらふらと興味本位に始めたセラミック制作は、誰も使っていなかった古めかしい大型の蹴轆轤で仏人の女性セラミストから作陶基本を3年間学ぶ。以後、パリと東京、成山画廊で展示を行っている。
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