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アレクサンドル・ロトチェンコ

  「労働者クラブ」 1925年 ゼラチン・シルバー・プリント / ビンテージ・プリント

 生活と芸術を結びつけようと考えたロトチェンコが労働者の憩いの場、労働者クラブの家具をデザインし、パリ万博で発表した様子を彼自身が撮影しています。中央にロシア文字で彼の指導者レーニンの名が掲げられています。ロトチェンコの構成のダイナミズムは日本画家、意匠家としても有名な小村雪岱によく似ていると思います。恐らくですが、資生堂に務めていた雪岱は、ロトチェンコのデザインから霊感を受けたのだと思います。





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