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大類 信   CERAMIC WORKS #2

2019年2月1日 〜 3月2日


釉薬や焼成の偶然性や新たな試みと模索、プロダクトから遠く離れた土の肌触りや温もり、そして完璧なものよりもちょっと不完全に変形したフォルム、伝統を敬愛しながらも、音楽やアート、そしてグラフィックの記憶から生まれてくるネクストモダンなセラミックは、すべて1点しか存在せず、自身のデザインやドローイングの延長にあると大類信はいう。

フリーランスのデザイナーとして、アート/ファッション誌「purple」、音楽誌「rockin’on」等のアートディレクターのかたわら、Fiction inc. Tokyo/Radical Silence Productionを主宰して、写真集や雑誌 「SALE 2」/アート誌「THE international」の編集発行、アートブックや映画の配給、ギャラリー&クラブ "THE deep"の運営を経て、2006年からパリ在住。

2007年に友人に誘われて見学に行ったセラミックのアトリエで、ふらふらと興味本位に始めたセラミック制作は、誰も使っていなかった古めかしい大型の蹴轆轤で仏人の女性セラミストから作陶基本を3年間学ぶ。以後、パリと東京、成山画廊で展示を行っている。




Makoto Orui   Vase, stoneware, non-glazed inerior, glazed exterior with drawing  2018  pic by Alex





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