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[Vanitas3] Fresson print 64㎝×94㎝ ©Satoshi Saikusa



七種 諭  Vanitas - de l'impermanence

2015年9月14日(月曜日)〜10月10日(土曜日)


 写真家、七種 諭(Satoshi SAIKUSA)はフランスを拠点に各国のVogue誌をはじめ、世界中の様々な媒体で活躍しています。
 多くの日本人の美意識には中世から伝わる「無情感」、常なき様を愛でる美学があります。また、欧米ではヴァニタス画と呼ばれる「人生の空しさの寓意」を表す静物画が16世紀頃から描かれてきました。ヴァニタスとはラテン語で「空虚」「むなしさ」を意味し、地上の人生の無意味さや、虚栄の儚さなどと深く結びついた概念です。
七種は「仏教の無常観とは異なるが、人間が持つ虚栄、権力、醜美、富、時間等のヴァニタス画のモチーフは仏教の「煩悩」に近い主題であり、人間臭さを感じる大切なテーマ」だと考えています。
 成山画廊では未発表のイメージを中心に、絵画的な表現で知られるフレッソンプリント、トラディショナルなゼラチンシルバープリントで表した作品、プリントをカットアウトし、イメージを再構築した「BON NO」と、異なった写真世界で、フォトグラファーの知られていない側面を紹介します。

また同時期に開催される代官山フォトフェアでは彼の代表的なファッションポートレイトを展示致します。

Daikanyama Photo Fair





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